令和5年1月 新年の御挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年から執行委員長に就任しました、湯温海分会の和田吉和でございます。今後共、よろしくお願いします。

 組合員、ご家族の皆様には、組合運営、組合活動に対しご理解、ご協力を賜り心より御礼申し上げます。

令和四年に大工の山本秀康さん(羽黒支部)が、全建総連の推薦で青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰(建設ジュニアマスター)を受賞されました。又、鶴岡市卓越技能者には畳工の長谷川静夫さん(上郷分会)と建築板金の芝田定吉さん(羽黒支部)のお二人が受賞されました。田川建労でも大変名誉な事だと喜んでおります。これからも自身の持つ知識と技術の伝承、後進への指導をお願い申し上げます。

 全建総連第六十三回定期大会が徳島で三年振りの対面開催で行われ、一千二百名の仲間が参加しました。山形県からは人数制限のため十五名の参加になりました。旅割も始まり、新型コロナウイルスが終息の方向に向かうと思われましたが、ここにきて第八波に入ったと思われます。インフルエンザと同時に流行するのではと危惧されています。皆々様におかれましては、お体に留意されましてお過ごしください。

 令和三年からのウッドショック以降、材料の高騰が続き、高止まり状態です。今年も値上げが見込まれている今こそ、労働者の賃金アップに繋がる運動を組合員一人一人が声を上げ、組合と一丸となって勝ち取りましょう。

 今年の十月一日からインボイス制度、建築物石綿含有建材調査講習修了者による調査も義務化されます。組合でも講習会の日程など、随時、田川建労情報等でお知らせしますのでご確認下さい。

 今、日本の経済は厳しく不明な状況にあります。ロシアによるウクライナへの侵攻、円安、物価の上昇、北朝鮮のミサイルなど問題が山積みされていますが、私達は希望を持って一層の団結を図り、難局を乗り切っていきましょう。

 結びになりますが、組合員、御家族の皆様にとって素晴らしい一年でありますと共に、御健勝と御活躍を心より御祈念申し上げ、年頭の挨拶と致します。

建労新聞 第128号 令和5年1月1日より